カテゴリ:古民家記事
=・・= 古民家再生現場を訪問 =・・=
現在お住まいの家を生活しながらリフォームされている現場を訪問しました。 手掛けられているのは、鬼北町小西野々の㈱兵頭建築さん。 兵頭建築さんのお話によると、施主様のご希望で居住しながら少しずつリフォームされていくとのことです。 まだまだ、解体工事は4分の1くらいしか進んでいませんが、解体された部分には木の柱・土壁があらわになり再利用される柱や梁が残っていました。 既に約30年以上経っていますが、まだまだ使用できる部材です。 施主様の続けて使用したいという気持ちが理解できました。 ![]() ![]() 解体しながらリフォームの繰り返し工程で、完成までには時間が結構かかる様ですが、完成が楽しみです。 水口隊員 作家の司馬遼太郎や吉村昭らに愛された
宇和島市の木屋旅館!築100年の歴史ある老舗旅館です。 宇和島が誇る地域の財産とも言えるこの木屋旅館が 地元の住民や建築士、行政そして国内外で活躍する クリエーターたちのプロジェクトチームによって 新たに再生されました。4月7日(土)に再オープン するんですが、先日完成内覧会が行われたので 藤井隊員と見学に行ってまいりました。 ![]() 新たな木屋旅館のシンボルマークの幕がカッコいいです。 ![]() ここはエントランスで、天井部分は吹き抜けではなく強化アクリル板! ここから屋根裏の梁まで見通せるので空間が広いです。 ![]() 2Fの部屋の一部も床がアクリル板になってまして 天井から四方にわたって白いスクリーンが下がり、 巨大なアンドンが出現する仕掛けになっています。 梁も照明で照らしてるので一気に落ち着いた プライベート空間の出来上がりです! ![]() 酒井建築士自らご案内いただきました。 南予の古建築保存の第一人者として今回の再生には 多大な苦労があったことでしょう、本当にお疲れさまです。 ちなみにこちらは司馬遼太郎が愛した部屋 『街道をゆく』など愛媛にゆかりの本を並べており、 庭の水音を聞きながらゆったりとした時間を 過ごせる空間となっています。 ![]() この日は100人を超す見学者がみえられたそうで 今後も多くの人が、この歴史的建造物を通じて 歴史や文化に触れていただけることでしょう。 ![]() 米本隊員 先日、古民家新聞2月号が発刊されまして
現在南予の様々な施設に配布されています。 今回は八幡浜市の近代木造建築として名高い 『日土小学校』を特集しており、その日土小の 卒業生で現在一級建築士として活躍されている 二宮一平建築士を紹介しております。 また裏面には鬼北町の古川建築グループさんが施工し、 木組みの家宇和島研究会代表の與那原建築士が設計を 手掛けた住まいや西予市の高木建築さんの『せがいの家』を紹介。 それぞれの家づくりに対するこだわりが、みえてきますので 皆さん是非、将来の家づくりの参考のため御覧ください。 古民家新聞は、南予の道の駅やコンビニなどにも 配布しています。 また古民家新聞のWEB掲載も開始しましたので 過去のバックナンバーも古民家再生プロジェクトHPから ダウンロードできるようになっています。是非こちらも 御覧になって新築・リフォームの参考としてください。 ![]() ![]() 米本隊員 きさいや広場で建築士会宇和島支部が主催する
古建築を生かしたシンポジウムが開催されました。 私もこのイベントに携わらせていただいて早いもので 3回目でして今回は支部長の酒井建築士がヨーロッパ諸国の 古建築と南予の古建築を比較してそれぞれどのように まちづくりに影響しているかを講演されました。 ヨーロッパでは町並みの景観を遺そう歴史を遺そう という国民意識が高く、建物の保存が素晴らしければ 世界中の人々が観光に来て外貨を落としていくため、 経済を保有でき地方でも豊かになっていけると 言われてました。 建物自体は構造以外の修理を持ち主が自ら直すことが多いため 日本の建築物の方が精度も高く修繕されているようですが、 古建築を大切にする意識はヨーロッパ国民の方が高いようです。 新しいものを造っていくことも大事ですが、今あるものを後世に 遺していく重要性、自然と歴史を遺して活用していくことの 大切さを考えさせられるシンポジウムでした。 ![]() ![]() ![]() ![]() 一度壊してしまうと元には戻せない、ときは戻って来ないと 古建築保存の重要性について熱く語られる酒井建築士。 ![]() 米本隊員 こんにちは。八幡浜営業所の庄野です。
先週土曜日の温かさから一転、11月らしい季候になりましたね。 ”冬になるのだろうか???”と心配していたので、この寒さは嬉しい限りです。 さて。 まだ少し温かかった先週末、古民家リフォームの現場を訪ねてきました。 現場の場所があるのは、こちら↓が町の花になっている町にあります。 何の花でしょう?そして、どこの町だかわかるでしょうか? ![]() 正解は「つわぶき」です。また、この花が町花なのは「伊方町」です。 黄色い花を楽しむこともできますし、町の道の駅へ行けば、つわぶきの和紙や、茎を使ったお漬物などもあります。 佐田岬へ向かうメロディーラインを通った際は、ぜひ道の駅「きらら館」で探してみてください。 話しがそれましたが^-^; 道の駅よりも少し八幡浜市寄りの道を下っていくと、今回の現場があります。 目の前に海が広がる場所に大きな古民家があり、その同じ敷地内に柱と梁だけになりつつある1軒のおうち(こちらも古民家)が建っていました。 施主さんと、大きな古民家に住んでらっしゃる方とは親戚関係とのことで、お二人から同じ敷地内に建つ2軒の古民家についてのお話しをいろいろと伺ってきました。 まずは、今回のリフォーム物件のおうち。 現在は解体中で、今後どのようにリフォームしていくのかを工務店さんと検討中なのだとか。 ![]() そして施主さんが相談相手として選ばれた工務店は、八幡浜市保内町にあるヤマキハウス㈱さん。 「(南予の古民家再生プロジェクト)協賛店の中から選んだほうがいいと思って」と、おっしゃっていました。 ![]() どうやらこのおうち。地元の木を切り出してきて建てたのではないかということ。 そして解体の際に屋根からおろされた瓦には、名前が掘ってあるそうで、これもどうやら地元伊方で焼かれたものらしいとのこと。すごい! とても貴重なその瓦は、リフォームの際に活用していきたいとおっしゃってました。 家の中についていた階段にも、建てた当時の大工さんではないかと思われる名前があったとのことで、こちらについても名前が見えるように階段を使いたいと、現場で「このあたりにつくようにしたいなぁ」と説明していただきました。 古民家にとても詳しい施主さんがされる今回のリフォーム。 オール電化を採用していただけるとのこと。ありがとうございます! 来年から本格的な工事開始となるそうで、施主さんのこだわりがどういう形になっていくのか、とても楽しみです。 そして・・・ リフォームする古民家と同じ敷地に建つ、とても大きな古民家。 こちらにも驚きの事実が!?←大げさめです(笑 大きな古民家の持ち主は、以前「網元」(漁の管理をする元締め)をされていたそうです。 真ん中にある玄関を堺に家の中が2つに区切られており、玄関に向かって左側にはおそらく大名や家老などが宇和島藩などから来て、宿泊されたのではないかとのお話しでした。 そして注目すべきは、この天井! ![]() どこかで見たことありませんか? そう、津島町岩松地区の古民家リフォーム現場にもありましたよね、舟底天井。 同じような天井が伊方町にもあるんです。 ”前の間”と呼ばれるこの部屋は、お殿様たちが座る部屋から天井がみえるため、おもてなしのために”魅せる天井”としてあつらえたのではないかと、施主さんは推測されていました。 なるほど!おもてなしの精神に感服です! もう一つ、びっくりしたエピソードが。 現在お住まいの持ち主がお正月に初日の出を拝もうと、海側にある玄関を開けて待っていたところ、太陽があがり始めると同時に不思議な現象が起こったそうです。 それは、玄関をあがったすぐの間にある神棚。 ここに初日の出の陽がまっすぐに差し込み、神棚を開けると、真ん中におさまったのだそう。 海と太陽が神!というところでしょうか。 この話しを聞いて「観てみたい!」と思ったと同時に、いにしえの人たちが考えた粋なはからいが現代にも変わらず活きていること、太陽が変わらず同じ場所に上っていることのありがたさを実感しました。 本当にすばらしい事ですよね! その後も、古民家談義に花が咲き、たっぷり1時間半。 家の中を案内していただきながら、お二人の話を興味深く聞かせていただきました。 海の近くに建つ古民家。 今後もレポートしていきますので、お楽しみに! =庄野= 当社新居浜支店が発行している地域の皆さまとの
情報交流誌『ひうちをわたる風』に西条市の古民家再生 してお住まいの寺田さんを紹介させていただいております。 元々名古屋で生活されていた寺田さん夫婦は、 西条市にあるご主人の曽祖父の築100年の古民家を 再生してUターンされることを決意。当社プロジェクトHPに 問い合わせされたことが縁で今では多方面にわたって 御協力いただいております。 思い出は残しつつ住みやすい家に変える古民家再生、 そこに実際に住まわれての体験や経験をたくさんの方々に 伝えてくださってて私たちも学ばされることが多いですし、 プロジェクトに取り組むうえで大変励みになります ありがとうございます。 ![]() 奥さまは、土間部分を改装して『とんぼ玉・陶芸教室』を。 ![]() ご主人は、ブルーベリー農園を経営されています。 ![]() 米本隊員 昨日に引き続き小冊子『電気情報』には中部電力高山営業所さんの
飛騨の古民家再生プロジェクトも特集されておりました。 元々のキッカケは地元高山の工務店さんが、えひめ町並み博に 来られた際に当社のプロジェクトを知って高山でも取り組んで ほしいと中部電力さんに提案したのが始まりのようです。 こういうふうに繋がるというのは本当に喜ばしいことです 飛騨高山とは遠く離れていますが想いは同じで 今後も多くの古民家が後世に引き継がれていくよう 取り組んでいきます。 ![]() ![]() ![]() 米本隊員 電力経営や電気現場技術の情報を伝える
小冊子『電気情報』の5月号に中国電力さんの 古民家再生プロジェクトが特集されていました。 2007年にユネスコの世界遺産に登録された 島根の石見銀山に古民家再生モデル住宅 石見あすみ館を2009年10月にオープン! 現在でも町屋・商家・武家屋敷などの 古民家が立ち並ぶこの地域は、日本古来の 趣が残った町並み、まさに日本の原点です! 古民家の趣ある良い部分を残したまま 断熱性・採光性そして最新電化機器等を取り入れ 快適性を高め現代人のライフスタイルに合わせて改修。 こういった古い時代のものに新しい時代のものを 融合させることによって次世代に時間軸を繋いでいく それが中国電力さんや当社が取り組んでいる 古民家再生プロジェクトです! ![]() ![]() ![]() 米本隊員 大野が原の手前にある惣川に行ってきました
かつて伊予と土佐を結ぶ街道として栄えた宿場町です。 その山里に残る庄屋屋敷『土居家』は築180年を超え 茅葺き木造民家としては四国最大級の規模と歴史を持つと 言われています。広大な敷地にどっしり構えるお屋敷は想像以上! 復元に携わった県建築士会宇和島支部長の酒井設計さんが 一度行ってみなさいと言っていた意味がよくわかりました、 この貴重な歴史遺産は訪れる人に感動と郷愁の想いを与えますね。 ![]() こちら明治時代に建築された離れ 金閣寺を模したと言われる茶室風の建物です。 ![]() あまりの梁の大きさに圧倒されてしまいます。 ![]() 藩政時代の庄屋の格式と威厳が伝わってきます。 ![]() こちら隠し部屋になります、一揆から逃れるためや 藩の要人が泊まるのに使われてた部屋だそうです。 ![]() 最上部では20mもの巨材が用いられ大屋根を支えているとか。 ![]() 隣の蔵では飲食ができるようになってます この庄屋うどん結構美味しいです ![]() 米本隊員 早いもので古民家新聞を開始して1年半が経ちます
おかげさまでたくさんの方々にご愛読いただいて 大変ありがたく感じております。 来年度も2ヶ月に1回のペースで発刊し 地元の工務店さんの建築にかける想いや拘り、情熱、 独自の営業手法等々を紹介させていただきます。 新築・リフォームを検討されている方々の 少しでも参考となれば幸いですので 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 また3月号で取材協力いただいた皆さま 本当にありがとうございます。 (取材協力) ・北宇和郡鬼北町 株式会社 エターナル ・大洲市長浜町 有限会社 豊田建設 ・北宇和郡鬼北町 有限会社 滝平工務店 ・八幡浜市 オンリーワンハウス昭和建設 ※クリックで拡大して御覧ください ![]() ![]() 米本隊員 < 前のページ次のページ >
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